ガレージハウスの照明は先付と後付のどちらがいいの?

ガレージハウスの照明は
先付するのがおすすめ

ガレージハウスの照明は、愛車をメンテナンスするうえで必要不可欠。手元を照らして作業をしやすくしてくれます。

照明は後から自分で取り付けることもできますが、設計段階から先付するほうがおすすめです。先付する場合、無駄なくスムーズに配線工事を進められます。

照明を後付けする場合、配線工事が上手くいかず、ガレージの内装に影響してしまうことがあるので注意しましょう。間取りや設計によっては、照明を後付けするだけでリフォームが必要になるケースもあります。

車いじりが捗る!ガレージハウスの
照明の選びのポイント

シャッターや壁に囲まれているガレージ内の照明は、居住スペースと勝手が異なります。ガレージハウスならでは照明選びのポイントを押さえておきましょう。

1.手元を明るく照らせる照明を選ぶ

愛車をいじったり、メンテナンスしたりするなら、手元を明るく照らせる照明が必須です。

ダウンライトやペンダントライト、間接照明など、お洒落さ・見た目で選びたくなる気持ちも分かりますが、「愛車いじりを楽しむ空間」を実現するには手元を明るく照らせる照明を選ぶことが大切です。

反対に「普段乗る目的ではなく、コレクションとして集めている車を並べて眺めたい」という方は、明るさを抑えた演出力の高い照明を選ぶと良いでしょう。

2.全体照明はセンサー式を選ぶ

ガレージ内は暗いため、手元を照らす作業用の照明とは別途、全体照明を取り付ける必要があります。

おすすめなのは、センサー式の全体照明です。車を降りて照明のスイッチを入れる手間を省けるメリット、照明の消し忘れを防げるメリットがあるほか、盗難・いたずら対策にもなります。

ガレージ内に人が侵入した際、ぱっと明るい照明がつくため、リビングからガレージを眺められる間取りなら、すぐに異変に気づけるでしょう。

3.壁や天井に埋め込むタイプの照明を選ぶ

愛車を傷つけないためにも、照明は壁や天井に埋め込むタイプを選ぶのがおすすめです。

ペンダントライトやシャンデリアを始め、デザイン性の高い吊り下げ式の照明は、車の高さや幅によっては接触しやすいため、危険です。

照明選びの参考になる
ガレージハウスの事例

おしゃれなガレージハウスの事例を取り上げ、照明選びの参考になるポイントを解説しています。

側面から手元を照らすスポット照明の活用

ガレージハウス_照明
画像引用元:三和建設公式サイト
(https://sanwa-rc.com/peculiar/builtin/)

照明は天井に取り付けるが一般的ですが、ガレージハウスの場合は違います。車の真上に照明があると影ができやすく、手元が見えづらくなってしまうためです。

手元を明るくする照明は、真上に取り付けるのではなく、事例のように天井の両端に斜めに取り付けるのがおすすめです。照らす角度を調整できるタイプだとより作業が捗るでしょう。

ガレージ全体を明るく照らす蛍光灯の活用

ガレージハウス_照明
画像引用元:ZAUS公式サイト
(https://www.garagehouse-co.com/column/garage/2571/)

事例のように、蛍光灯を多数利用すれば、シャッターを閉めても十分な明るさを確保できます。

取り付ける位置を工夫するだけで、お洒落な印象に仕上げることも可能です。シーリングライトも明るくて全体照明として優秀ですが、細長くて幅を取らない蛍光灯のほうが配置の柔軟性が高いといえます。

天井をフラットにするダウンライトの活用

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画像引用元:注文住宅ポウハウス公式サイト
(https://www.pohaus.com/chie/1110/)

天井に光源を埋め込むタイプのダウンライトなら、フラットでスタイリッシュな印象のガレージに仕上がります。事例を見るとわかるように、シャッターを閉めたガレージ内部はかなり暗め。ダウンライトは明るさを抑えた暖色系のものが多いため、ガレージハウスで活用する際は光源が強いものを選ぶことをおすすめします。

照明にこだわるほど
愛車いじりは楽しくなる

ガレージは車を格納しておくだけの場所ではありません。愛車を眺め、いじり、趣味に打ち込める部屋でもあります。

後悔しない家づくりを実現するには、ガレージハウスを建てる目的やガレージでの理想の過ごし方を具体的にイメージしておくことが大切。

イメージを固めておけば、設計の段階で照明にこだわることができるため、愛車いじりをより快適に楽しめるガレージハウスを実現できるでしょう。

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