30坪のガレージハウスの間取り
ここでは、延床面積30坪台(30坪~39坪)のガレージハウスの事例、土地面積30坪台(30坪~39坪)のガレージハウスの事例をそれぞれ取り上げ、間取りを紹介しています。限られたスペースで愛車を収容できるガレージハウスを建てたいは参考にしてみてください。
延床面積30坪台で建てられるガレージハウスの間取り
二階建て・37.82坪のガレージハウス
延床面積37.82坪の二階建てガレージハウスで、間取りは3LDK。建ぺい率60%で算出した場合、37.51坪以上の土地があれば施工可能です。
二階の床面積は22.55坪、一階の床面積は15.28坪となっているため、ガレージ部分はおよそ7坪の広さを確保できると推測されます。
道路に面した土地に建てることを想定し、道路側にあえて窓を設けないことで、騒音や視線が気にならない住まいを実現しているのが特徴。
二階には21.75帖のリビング、6帖の畳間、洗面所、ユニットバスなどが配置されています。
二階建て・32.06坪のガレージハウス
延床面積32.06坪の二階建てビルトインガレージハウス。建築面積は一階、二階ともに16.03坪、間取りは2LDK+ガレージとなっています。
一階はガレージメインのフロア。エントラストを比較的コンパクトに設計しています。
二階は家族構成やライフスタイルに合わせて変化できる間取りです。二階の部屋を仕切る壁はリフォームしやすい後間仕切り式のため、将来的に間取りを変えやすい作りとなっています。
30坪台の土地に建てられるガレージハウスの間取り
35.39坪の土地に建てられた4LDKのガレージハウス
35.39坪以上の土地に建てられるプランの事例です。延床面積は40.02坪で間取りは4LDK。建築面積は21.29坪、一階の床面積は18.72坪、ガレージスペースは約2.57坪となっています。
ガレージスペースに囲いやシャッターはなく、駐車スペースの一部分のみをポーチで覆うタイプ。駐車した車のトランク部分にせり出たポーチが雨避けになるため、雨が降っていても荷物の積み下ろしが楽々。壁や天井で完全に覆わないぶん、建築費用も抑えられます。
どちらかと言えばガレージよりも駐車スペースのような印象になるため、ガレージ内に愛車をしっかり格納したい方は、40坪以上の広さの土地が必要になる可能性が高いと想定しておくと良いでしょう。
30坪の土地に建てられた3LDKのガレージハウス
30坪の土地に建てられた二階建て・3LDKの広々ガレージハウス。インナーガレージは愛車を2台停められる大容量設計です。
ガレージ専用のポーチから玄関にアクセスできるほか、ユニットバスと隣接しているため、家の中に入る前に足を洗ったり、洗車したりしやすい間取りだと言えるでしょう。
一階には18帖の広々としたリビングもあり、家族団らんの時間を過ごせます。また、二階には寝室を配置。生活スタイルに合わせて移動しやすく、メリハリをつけやすい間取りです。
30坪のガレージハウスの総括
延床面積30坪のガレージハウスは、限られたスペースを活かせるビルトインガレージタイプが主流です。延床面積のうち5分の1以下をガレージの敷地に充てると、そのスペースは固定資産税の課税対象から除外されるため、覚えておくと良いでしょう。
敷地面積30坪の土地にガレージハウスを建てる場合、二階建てや三階建てにする、スキップフロアをつくる、ロフトや屋上などのスペースを活用する等の工夫を凝らして、大家族でも余裕をもって暮らせる広々としたガレージハウスを実現できます。
