木造のガレージハウス
ここでは、木造のガレージハウスの施工事例をもとに、木造のガレージハウスを建てる際に押さえておきたいポイントを紹介しています。
ガレージを身近に感じられる
スキップフロア
中2階がある木造のガレージハウス。木材とガルバリウム鋼板といった異素材の組み合わせは、スタイリッシュな外観に見せてくれます。内部に水栓や空調も設置することで居室と変わらない居心地が得られ、飾り棚を作ることで愛車をモチーフにしたグッズを並べる楽しみ方ができます。また、中2階のリビングと2階の間に壁ではなく窓を設置することで、階下の愛車を上階からいつでも眺められます。
日曜大工も楽しめる
趣味と憩いのガレージハウス
屋根の形状が特徴的な木造住宅。屋根の形状を利用してガレージ内部に高さを確保し、圧迫感のない開放的なガレージハウスを実現しています。また、2階部分を無くした吹き抜けにすれば、ガレージの入り口も高く確保でき、車高のある車も楽々通れるようになります。スペースに余裕があるなら、ソファを置いてゆっくりとくつろげるスペースも確保してもいいですね。
木造住宅の構造美を活かした
ガレージハウス
木造住宅の構造体には、木材独特の魅力があります。特に屋根部分の構造は見事ですから、隠さないでそのままにしておくのも一つのデザイン美になり、自然素材のぬくもりも感じられる空間になります。また、高窓を設けると自然光が入って明るいガレージに。晴れた日の夜には月明かりが入る事もあり幻想的な空間が楽しめます。隣接する部屋と繋げる事で、雨の日の移動や荷物運びも楽々です。
3階建てと角地を活用した
ストレスフリーなガレージハウス
スタイリッシュな外観の3階建て木造住宅。角に位置することで方角に合わせた部屋の配置ができ、1階のガレージスペースを広く取ることができます。道路に面している場合、車の流れを意識してガレージを配置するのがポイント。車庫入れのしやすさを考えたスペースを確保すると、出入りする際のストレスを感じずに済みます。
木造住宅でも可能にしている
大空間ガレージ
白い外壁のシンプルな木造住宅。1階部分はすべてガレージになっており、最大で4台の車が入る広さがあります。鉄骨やRCではなく、木造で大空間ガレージがつくれるのはSE構法によるもの。木造住宅では大空間を作りにくいですが、構法次第では自由度の高い広い空間を可能にしています。1階全てをガレージにする場合、2階の使い方次第(一部を吹き抜けにする等)で階下の愛車を鑑賞できるスペースになります。
木造ガレージハウスの総括
木造住宅では、木材自体の美しさや構法による組み方や並び方など、材木自体が魅力的な空間デザインを演出してくれます。イメージに合わせた木材を選ぶことで、ガレージ内の雰囲気がガラリと変化。木造住宅は、鉄骨住宅やRC住宅に比べて耐久性・耐震性に不安が感じる方が多いですが、近年では構造材や工法の研究・開発により、木造住宅でも大空間を実現することが可能になっています。また、コスト面も抑えやすくなっているので必見です。